喫煙は身体に多くの害をもたらすと言われていますが、実際に禁煙には多くのメリットがあります。

まず、身体の見た目に起きるメリットですが、肌がきれいになることがあげられます。
これは、喫煙によって肌に大切な成分であるビタミンCが破壊されるだけでなく、有害な一酸化炭素などにより血行が悪くなる他にもホルモンバランスの乱れを引き起こしてしまうため、しわが多くなったり顔色が悪くなったりしてしまうからです。
また、健康な毛髪を作り出すには頭皮の血行が重要な役割を担っていますので、禁煙により抜け毛が減ったり、毛髪のこしや艶が回復したりといったメリットもあります。

なお、タバコは身体の見た目だけでなく臓器など身体の内部の健康にも大きく影響しています。
特に日本ではガンが死因のナンバー1と言われていて、タバコは発がん物質が含まれていることが認められていますし、実際にタバコによってガンになるリスクが上がることもわかっています。
つまり、禁煙することはガンのリスクを下げることに直結します。
また、タバコに含まれるタールは肺や気管支など呼吸器に悪影響を与えます。
そのため、タバコを吸っているとちょっとした運動ですぐに呼吸が苦しくなったり、咳や痰など慢性的な気管支のトラブルを抱えやすくなったりしますが、禁煙によりこれらの改善効果も見込めます。

他にも禁煙に成功するとタバコによるストレスから解消されるというメリットもあります。
よく、禁煙するとストレスが溜まり体に良くないという話がありますが、ニコチン依存からの離脱症状はずっと続くものではありません。
むしろ喫煙者の方が常にニコチンへ依存している状態なのでタバコが吸えない状況ではストレスが溜まりやすくなります。
たしかに、禁煙してしばらくの間はニコチンの離脱症状を感じますが、禁煙生活が安定してくるとニコチンによるストレスから解放されます。
ストレスは万病のもととですから、ニコチンの離脱症状から解放されることは身体の健康にも大きく関わっています。

禁煙は早めに成功すればするほど身体に優しい

このように禁煙によって身体に起きるメリットは数多くありますが、早めに禁煙を成功するほど、そのメリットは大きくなります。

というのも、喫煙によって身体に蓄積されたダメージというのは、禁煙ですぐに回復することはできません。
また年齢を重ねるほどに体の回復機能は衰えていきますので、できるだけ若いうちにタバコをやめた方が身体には優しいと言えます。

また、タバコを長く吸えば吸うほどそのダメージは大きく回復にもそれだけ時間がかかってしまいます。
癌などの大病を患ってしまった場合、それから禁煙を初めても時すでに遅しといった状況になってしまうことからも早めの禁煙が大切です。

なお、タバコのニコチンなど依存性のある物質に対し人の身体には耐性というものがあります。
この耐性というのは依存物質の効果が弱まることで、最初は少量のニコチンで満足できていたのが、耐性により徐々にニコチンの効きが悪くなり、どんどんとニコチンの摂取量が増えてしまいます。
そして耐性により喫煙期間が長くなるとニコチンの含有量が多いタバコを吸うようになったり、吸う本数が増えたり、ニコチンに対する依存度も高まってしまいます。
このことからも早期の禁煙は健康への効果が大きいだけでなく、禁煙をしやすくするというメリットもあります。

何気なくタバコを吸い始め、いつの間にか止めることが難しくなってそのまま吸い続けているという人は少なくありません。
しかし、吸い続けるほどに健康に及ぼす悪影響は大きくなり、徐々に禁煙することが難しくなってしまいます。
禁煙はたとえ失敗したとしても、禁煙中はタバコによる害を受けることはありませんし、何度でも挑戦することができます。
禁煙を成功させることは簡単ではありませんが、諦めないことが大切です。